先日「有機JAS」の年次調査がありました。通常は夏に行われるのですが、コロナ禍の影響でこの時期に…
昨シーズン(2021年)に使用した有機JASマーク(シール)の枚数を報告したり、今シーズン(2022年)の圃場の計画表を提出したり、農園の活動や状況、計画などをすべて報告し、そのほか有機農産物生産の現況や説明をいただいたりしました。
書類確認が終わってからは、圃場を見て回り、機械を確認・・・多少風はありましたが、お天気に恵まれて良かったと心から思いました。この時期の高山村はまさに三寒四温。寒い日はとても寒いので、油断できません。
圃場を見て回りながら、昨シーズン(2021年)を振り返り、今シーズンに思いを馳せます。
夏はわさわさと賑やかで楽し気な雰囲気で、秋はひっそり静かになり、真冬には眠っているようだった圃場も、今はなんだか真冬とは違った表情というか、賑やかさを醸し出しています。
おやっと思ったら、今日は啓蟄。土の中で縮こまっていた虫が動き出す日です。土の中で動いて、ほぐして、春をよんでくれる虫。。。「虫さん大好き❤」とはまだなかなかなれませんが、感謝してます。虫は味方になったり敵になったり…虫はただ生きているだけなのに、人間の都合で呼び名(立場?)が変えて申し訳ない気もしますが、その話はまた別の機会に…。
このだだっ広い畑が美味しい野菜の葉や実で埋め尽くされるまであと半年ちょっと。まったく違う表情をみせてくれる圃場から目が離せないです!
※有機JASの年次調査:毎年1度行われる、有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを確認する認証機関の検査です。認証された圃場の生産物のみ、有機JASマーク(太陽と雲と植物をイメージしているそうです)を貼ることができます。