イチゴ視察→経営発表会

先週の金曜日、先週のことなのに、ずいぶん昔のことに感じるのは、それは先週がまだ2月だったせいでしょうか?

さて、そんなことはさておき、先週の金曜日、赤城山の北麓、群馬県昭和村にある「農園星ノ環」さんにて、イチゴハウスの視察をさせていただきました。

まだまだ赤城山から冷たい風がふいている日でしたが、お天気が良かったのでハウスの中は日がさんさんとふりそそぎ、爽やかなイチゴの葉の香りに満ちていました。高湿度を保つために定期的にミストが噴出していたので、冬場疎遠になりがちな「潤い」を文字通り肌で感じました。

今が2月ということは、ハウスに入って2秒で忘れました。視察に参加していた10か月の赤ちゃんも、抱っこされながら、気持ちよさそうに、きょろきょろウトウト・・・素直だなぁと心の中も温かくなりました。

イチゴハウスの中ではハウスの仕組みや、特徴、作業、大変だったこと含めたくさんのことを説明していただきました。スタッフの方の感覚と蓄積された経験はもちろん多いにあると思うのですが、その「阿吽の呼吸」だけに頼りすぎない、ハウス全体で大人数でも新しい人でも分かりやすいようにつくられた仕組みに脱帽でした。

いろいろな面でとても勉強になりました。貴重な機会をありがとうございました!!

その後は、群馬県利根沼田振興局庁舎に移動して、毎年恒例の「経営発表会」でした。

この経営発表会は、「ぐんま農業フロントランナー養成塾」卒塾生有志が毎年お互いに発表をしあっている会なのですが、なんとも奥が深く、一言でまとめるのが難しいです。(昨年の様子はこちらから→NETSUGENにて) 

6人のプレゼンターが約30分間の間で発表+質疑応答 計3時間の濃密な時間ですが、すべて終わったあとには疲労感よりも、高揚感と静かなやる気が湧いてくるので不思議です。この発表を通して、ぼんやりとずっと見えていた課題が、嫌というほどはっきり輪郭を持ちました。課題が輪郭を持った今、具体案にも輪郭を持たせていきたいなと思います。来年の発表では何かよい報告ができますようにと切に願います。短期的な目標、長期的な目標、中期的な目標、ぶれないビジョン、それぞれを持ちつつ、初心を忘れず、でも革新を恐れず、柔軟性を保ちながら、「当たり前」を疑いながら、また新たなシーズンに向き合っていきたいと思います。

今後とも引き続きよろしくお願いします!ありがとうございました!!